昨年に引き続き、BLEのセンサをsimulinkに接続する試みです。Arduino MKR WiFi 1010に、simulinkモデルを書き込んで動かすことを想定しています。
今年は、新しいセンサを導入することにしました。見た目は、スマートトレーナーと同じです。しかしながら、私が購入したものは、一定負荷の廉価版です。つまりモータが内蔵されておらず、走行シミュレーションができません(以下でトレーナーと呼ぶことにします)。
自転車の後輪を外し、トレーナーのギアにチェーンをかけて自転車をセットします。自転車の後輪部分に負荷が加わり、この負荷はチェーンを介して前のギア伝達されます。前のギアにはクランクとべダルが付いているので、ペダルを漕ぐと一定負荷で走行しているのと同じになります。
その時の、速度およびパワーが内蔵のセンサで測定できます。センサで測定したデータは、BLEで送信されます。
左上の1つ目の受信のブロックの設定です。まず、Scanでトレーナーを検索します。トレーナーの回転することろを回すと、BLEのセンサがONになり、選択するところに表示されます。選択後、一度OKを押して設定を閉じてからもう一度設定を開くと、NOZA-ONEと表示されます。以下のように設定しました。
左下の2つ目の受信のブロックの設定です。Scanは必要ありません。以下のように設定しました。
右の送信のブロックです。以下のように設定しました。今回は、送信のブロックを2つ作成すると、上手く動かなかったので1つにしています。この辺りは良く分かっていません。
これで、あとは、センサで取得した値を物理値に変換することになります。実は、まだ自転車を設置していないので、これから少しづつ進めていこうと思います。
最初からこれを購入して色々やればよかったのかもしれませんが、去年と一昨年の試行錯誤も役に立っていると思います。
最初からこれを購入して色々やればよかったのかもしれませんが、去年と一昨年の試行錯誤も役に立っていると思います。